新規入国を6月10日から再開

 岸田文雄首相は26日、「アジアの未来」(日本経済新聞社主催)の晩さん会で演説、外国人観光客の新規入国を6月10日から再開するとも表明した。

 政府は国内移動が増えた大型連休後2週間ほどの感染状況を分析した結果、医療逼迫を懸念する状況ではなく、経済活動の正常化を進めるために外国人観光客を受け入れられると判断した。

 対米ドルで20年ぶりとなる円安水準を生かし、訪日客数の回復をめざすというが、受け入れ対象は段階的に増やすため、新型コロナ感染拡大前の状況に戻るにはまだ時間がかかると思われる。
 
 このニュースを受け早速運輸関連株が反発、特に航空株の上昇が目立つ。

JAL株価
ANA株価

鉄道関連ではJR九州株が上昇、他のJR株にも上昇の気配を感じる展開になっている。

JR九州株価


 アメリカ株は不調だが、日本株は底堅い様相で、アメリカの航空関連株が不調にも関わらず、日本の航空株が堅調な動きとなっているのは今までにない展開だ。

JETs 株