今年に入って三度の万円超えを果たしたが、その後は29000円の上値が重く、(6月24日現在)一進一退の状況が続いている。そこで、今年後半の流れを予想してみる。

結論から言うと今年後半の日経平均は年末に向かって上昇すると考えている。

その根拠は日経銘柄の好決算

 その筆頭がトヨタ自動車で2022年度も2兆3000億円の増益予想、株価も上場来高値を更新している。
ソニーやキーエンス、任天堂も好調、NTTも1兆円超えの増益予想をしている。

日経平均EPSとPER

 日経平均の現状を計る指標として、日経平均EPSや日経平均PERがあるが、この数値から見ても明るい見通しができるだろう。

日経平均EPSとは(当期純利益÷発行済株式総数)

「EPS(Earnings Per Share)」とは「1株あたり利益」のことで、一般に純利益を発行済株式数で割ったもの

日経平均PERとは(日経平均株価÷日経平均EPS)

 PER(Price Earnings Ratio)とは「株価収益率」のことで、株価を1株あたり利益で割ったもの。
なので、日経平均PERとはPERを日経225銘柄にあてはめて算出した平均ということ。

 PERの計算式は株価÷EPS(一株利益)、株価が1株あたり利益の何倍まで買われているかを示していて、利益水準に対する株価の割高、割安を判断する尺度として利用される。

 PERの割安感は相対的なもので、業種によってPERの数値は大きく変化するためPERがいくつなら割安とは言えないのだが、日経平均PERの場合、15倍くらいが標準、20を超えると高い、12くらいから低めと判断されることが多いようだ。

 好決算をだして利益が上昇すれば、割安感が増し株価が上昇株価の上昇とともにPERも上昇していく。しかし、好決算をだしているのにPERが低ければ今後株価が買われて行く可能性が高いということだ。

 現在の日経平均EPSは2021年4月末で1411円だったが、5月31日には2068円となった。

今年1月のPERは26倍と高めだったが、好決算でEPSが上昇した。
 そのため、株価29000円ならPERも14倍程度に下がり、少なくてもPER16倍くらいまでの上昇が期待できる状態。

では、底値と上値の目安はどれくらいか?

 PER約12倍そしてチャート形状を考慮して考えると、26000円程度。

 上限の目安はPERが約16倍となる33000円程度と見る。

要注意なのは夏枯れ
夏枯れならチャンス到来

 会社が夏休みで取引量が減少し一年で一番相場が閑散とする時期、実際月別の統計では8月が最低となっている。

 しかし、8月から10月の間に安値を付ければ絶好の買いチャンスとなるかもしれない。

コロナの収束状況によっては、更に上昇も予測でき日経平均は上昇シナリオだ。

 好材料は揃っている、チャンスを逃すな。