7月22日現在の金小売価格は1グラム7000円を超え過去最高値を記録。コロナ禍で混乱が続く中、安全資産としての金の価格は上昇し続けている。

田中貴金属工業税込み小売価格より

過去に金が高値を記録したのは、2011年9月1トロイオンス1930.30ドルで円/グラムに直すと約6600円だった。(※参照)

金が値上がりする4つの理由

  1. 米国の長期の金利が低下している。米国長期国債(10年物)の金利の低下とゼロ金利政策。
  2. コロナショック不況への備え、実態の伴わない株価の上昇。
  3. 無制限の量的緩和(インフレ対策)米国、日銀、そして他先進国も揃ってお金を大量にばらまいている。
  4. 長期投資家やスイスやシンガポールのPB(プライベートバンク)による買いが広まっている。1、2、3の理由で投資家が金買いに走り、価格高騰に拍車をかけてる。

では金価格が暴落するとしたらその要因は?
これは値上がりの4つの理由の真逆と考えてよいでしょう。

  1. 米国の長期金利が上昇 
  2. コロナウィルスの収束
  3. 無制限の量的緩和の終焉
  4. 長期投資家やPBが攻めの投資を始める。

しかし、現在FRBは2022年末まではゼロ金利政策を継続すると言っているし、コロナの収束も見込めない状況であることから、今の状況は2022年までは続きそうである。

※ 金価格は日本では1g(グラム)何円で表示されるが、国際的には1TOZ(トロイオンス)(=31.1035グラム)で表示される。