金の買いシーズン

SeeKing Alpha のPaulFranke氏の記事によると

「1999年以降の20年間の統計では12月中旬から2月末の間に5%上がることを示している。」という。

金のシーズナルアノマリーとでも言うべきかもしれないが、これは統計的事実である。

いまBITコインばかりが注目されていて、金価格は落ち着きを見せており、買い時が来ている。

金価格最近の動向

7月22日に過去の最高値1グラム7000円を超え過去最高値を記録。コロナ禍で混乱が続く中、安全資産としての金の価格は上昇し続けていた。

その後も上がり続け、10月21日直近の最高値7200円を付けた金だが、このところ下落が続いている。

この金価格の下落はとりあえずどこまで続くのか?

短期的(数ヶ月以内)には下落傾向がつづきそうで、とりあえず次のサポートラインから考えると更に1割程度の下落(6000円程度)が予想される。

しかし、長期的には再度上昇するだろう。

田中貴金属工業税込み小売価格より

過去(リーマンショック直後)に金が高値を記録したのは、2011年9月1トロイオンス1930.30ドルで円/グラムに直すと約6600円だった。(※参照)

金が値上がりする4つの理由

  1. 米国の長期の金利が低下している。米国長期国債(10年物)の金利の低下とゼロ金利政策。
  2. コロナショック不況への備え、実態の伴わない株価の上昇。
  3. 無制限の量的緩和(インフレ対策)米国、日銀、そして他先進国も揃ってお金を大量にばらまいている。
  4. 長期投資家やスイスやシンガポールのPB(プライベートバンク)による買いが広まっている。1、2、3の理由で投資家が金買いに走り、価格高騰に拍車をかけてる。

では金価格が暴落するとしたらその要因は?
これは値上がりの4つの理由の真逆と考えてよいでしょう。

  1. 米国の長期金利が上昇 
  2. コロナウィルスの収束
  3. 無制限の量的緩和の終焉
  4. 長期投資家やPBが攻めの投資を始める。

しかし、現在FRBは2022年末まではゼロ金利政策を継続すると言っているし、コロナの収束も見込めない状況であることから、今の状況は2022年までは続きそうである。

※ 金価格は日本では1g(グラム)何円で表示されるが、国際的には1TOZ(トロイオンス)(=31.1035グラム)で表示される。