残念ながら、FXに必勝法はありません。
しかし、やるならばこうするべきことが有ります。
- それは、常に冷静で客観的な視点をもつこと。
- そして、そのコツは相場を楽しむこと!
FXに限らず投資で成功する人には共通の特徴があるという。
成功する人の特徴
- 常にマクロ的視点をもっている(長い目でみる、広くみる)
- 物事のつかみが上手い。
- 想像力がある
- 科学的に証明できていることを、信じること。
- 他人の体験を自分の物にできる
だれも、明日の為替がどうなるかはわからない、しかし、例えば人口の構成比や移民の政策そう言った諸々の事情を考えていくと将来、2年後、5年後、10年後その国がどうなっていくか想像できてくる。そういうマクロ的視点で投資していくことができること。
又、科学的に証明されていることは、なぜそうなのかを理解し、素直に受け入れることができること。
自分で失敗を経験し学ぶことはもちろん大切だ。しかし、もし他人の失敗を自分のことのように感じることができたら、その人の経験値は飛躍的にますだろう。
最初はまねからはいっても、いつしか自分のやり方を確立し実践する人。みんなやっているからと同じことをしていては勝てないのだ。
そして失敗する人の特徴は、すべてにおいてこれの逆である。
投資をする上で役に立つ本を紹介しておく、漫画でわかりやすく書いてあるのでとてもよみやすかった。
まんがでわかる! ケインズの経済学 (まんがで読破 Remix)

ギャンブラーの誤謬
合理的な根拠がないにもかかわらず、予測が歪められてしまう現象のことをいう。
例として、トレンドが発生しているのに、それを過小評価しチキン利食いをしてしまうこと。
コイン投げに例えると、表が何度も続いているとさすがに次は裏だろうと考えてしまうこと。
トレードで利益を残すには、いかにしてランダムな相場を避け、トレンドに乗って利益を伸ばせるかが重要になる。
為替の変動要因
- 金利:金利が高くなった国の通貨は当然上昇する
- 要人発言:要人の発言として押さえておきたいのは各国首脳の他、FRB(連邦準備制度理事会)議長 ジェローム・パウエル氏ECB(欧州中央銀行)総裁 マリオ・ドラギ氏このへんの名前くらいは覚えておくとよい。
- 経済指標:GDPや貿易収支 米国の経済指標の発表は夏は日本時間の21時30分と23時00分冬は22時30分と24時00分
- 国際情勢:戦争やテロ、貿易摩擦など経済活動が停滞する恐れがあれば通貨価値も下がる。
- 株価:株価の変動は為替が動く要因にはなるが、上がる要因にもなれば下がるの要因にもなる。その国のメイン産業が輸出中心ならばその国の通貨が下がれば、株が上がるというのが、一般的な考え方だが必ずそうとも限らない。
相場の流れをつかもう
為替は24時間稼働している。株式のように取引所があるわけでもなく、オープンやクローズの時間も明確ではない。しかし、主として銀行や金融機関が取引しているため、国ごとの金融機関が営業している時間になると売り買いが活発となる。そのためロンドンとニューヨークの取引がオープンする日本時間の夕方から夜中にかけて為替取引が一番活発になる。
日本人は円を中心に考えがちだが、為替取引に必要なのは客観的に世界を見る視点であり、日本ではなく米国や欧州からみる感覚が必要だ。そういう視点が身についてくると、仮にドル円やユーロ円を買うとしても、ユーロ/ドルの関係を意識していなければならないことに気が付くだろう。
もし、あなたがFX初心者か、ただ何となく円との関係だけを見てきたのなら、もう少し視点を広げて相場を見続けることです。別にポジションをとらなくても、取ったつもりでみていくか、無理のない金額で実践を積むのもよいでしょう。しかし、少額と言っても、10~20万程度の額で、始めることは余裕資金やレバレッジの関係で相当な制約を受けてしまう。可能であれば50~100万位の資金で始めるのがベストだ。
そうして一ヶ月、半年、1年と経験を積めばあなたなりの流れを掴む方法が身につくはずです。ニュースや国際情勢の見方にも新たな視点が生まれます。そして為替との関係を知り、またFXの奥の深さを知るでしょう。
バーチャルトレードはどうか?
FX会社によっては無料でバーチャルトレードを体験させてもらえるところもある。数千万円の仮資産で体験できる。これを使うことで、実際に株式取引やFX取引の仕組み、注文の方法を学べるし、株価や為替レートの変動も分かりやすい。また、ツールの使い勝手も体験できるのでこれを利用する価値は大いにある。しかし、ゲーム感覚で取り組み、勝ち負けだけに拘るのは危険な使い方だ。自分がどうして勝てたのか明快な根拠をもたないまま実践に取り組み、大敗を喫するということになりかねない。最終的には実戦で経験を積み、そこで勉強をする姿勢が大切だ。
FXをスマホでやらない方がいい理由
スマートフォンなら常にアクセス出来て便利です。
しかし、常にアクセスすることができることは、マイナス要素が多い。
- 他のことに集中できなくなる。
- 視野が狭くなる。
- 目の前の相場に捕らわれ、他の要因を見落とす。
結果、運任せの勝負になりやすい。
ながら、スマホ。ながら、取引では勝てません。
一方パソコンで、取引する場合はそれなりに準備が必要。
- 冷静に取引に集中できる。
- 状況の変化に気づく。
- 分析、検証、修正といった基本に立ち返ることができる。